韓国ドラマ「その女」7話

面接の会場に入ったジスは驚いた。ドヨンには申し訳なくて合わせる顔がなかったのだ。仕事はできないと思った。 しかし採用の電話が入った。
さらに断るのだがお互いに相手のことを思い出していた。
思いが募ってジスの店までやってきたドヨン。「やめるんだって?ただの趣味だったんだな。」「そうじゃないわ。お互いに気まずいかと」「ただの火遊びだったんだろ?気にしなくてもいいじゃないのか。やってくれるね」「やるわ」と話し、勤めることになった。
ドヨンセジョンカン社長夫婦からチョンジスが2年前に離婚していたと聞いて驚く。ベッドの中で背中合わせにお互いに悩む二人。


チョンはよりを戻そうとジスに付きまとう。驚くべきずうずうしさだ。怒っているジスに怒るのはまだ未練があるからだとは呆れますよね。
セジョンチョン教授が悪い女に騙されて捨てられたという話をみんながしているのでその張本人の自分のことがばれないかとやきもきするが、言わないだろうとたかをくくる。
ドヨンはいらいらしている。そしてついにジスに聞く。「どうしてあの時あんなことをしたんだ。」



韓国ドラマ「その女」8話

ドヨンは言う。
「あなたは僕が初めて愛した人だ。傷ついて苦しんでいる姿を見ながら胸が張り裂けそうで、あなたが幸せならなんでもしてあげたかった。どんなに素晴らしい女性か夫に教えてやりたかった。お前にはもったいない女だと・・・夫への復讐でないならどうして僕をもてあそんだんだ」
ジスはその時は答えることができなかった。 チョンは毎日のようにジスの前に現れて許してほしいと懇願する。あなたのした破廉恥なことを許してほしいですって?激しいい拒否で追い返すんですが、このチョン教授従順だった昔を思ってか建前であってほんとは自分との復縁を望んでいると思い込んでいるんですね。見ていてほんとこの人馬鹿じゃないのと思ってしまいます。
セジョンはもしあの事が夫の耳に入った場合のことを考え、「誰かが何か言っても無条件で自分を信じてほしい。」とドヨンに釘をさすが。ドヨンは「妻だからではなく常識で判断する。」と答える。 セジョンが机を新しく二つ買ったのを見てドヨンは自分の机や本箱はアメリカから届くはずなのにどうして?、と問う。なんとセジョンは本以外は全部捨てたという。ドヨンは母親からもらった大切な本箱だったのにとせめる。するとセジョンは捨てた中に忘れられない女との思い出でも?・・・
どうも結婚の初めの約束で心までは占領しないからいっしょにいてほしいと、セジョンが頼んだようですね。それを指摘されてセジョンは黙った。
ジスは冒頭の答えと仕事をやめる決意を持ってドヨンを呼びだした。
「2年前思ってもいなかったことが起こって、悲しくて怖くてそれよりも無駄な人生を送っていた自分が恥ずかしくて踏みにじりたかった。死にたいと思った。あれは死ぬ代わりだった。人のことを思いやる余裕がなかった。本当にごめんなさい・・・私のことをそんなに真剣に思っていてくれたなんて・・・考えてみて。私は年上だし、子持ちだし、美人でもない。何の取り柄もない。旅先でハプニングがあってまた偶然再会した。同情を少し超えたくらいかと・・・」


泣きながら話すジス
ドヨン「二年間悩み続けてきた。どうして?どうして?どうして?どうして?・・・あなたを苦しめた人を教えてほしい」

それからは以前の優しさが戻ったドヨン。でもいっしょにいると奥さんの影が見える。ジスは言った。 「結婚したなら奥さんだけを見て」
セジョンはどうしても自分を愛してくれないドヨンに焦っていた。背中を向けて寝ている夫を怒ってこっちを向けたり、腕枕をさせたりするのだが・・・ある日ジョンソンから、従順につくすことだと言われ夫のものを買いに来たセジョンは食器を買いに来たジスと遭遇する。逃げたいジスに対しセジョンは挨拶し結婚したと報告する。