〜紫陽花の気まぐれれびゅー〜

ティンクル☆くるせいだーす(以下クルくる)

 

まずは前作,プリンセスうぃちいず(以下ぷりっち)との比較をしてみる.

[通常評価欄]

シナリオ(テキスト):クルくる<|見えない壁|<ぷりっち

グラフィック:クルくる=ぷりっち

システム:クルくる=ぷりっち

キャラクター:クルくる<ぷりっち

音楽(BGM):クルくる=ぷりっち

Perform指数:クルくる<ぷりっち

 

[特別評価欄]

ゲーム特性:クルくる>>ぷりっち

 

総評:クルくる≦ぷりっち (甘い評価で)

 

 いまさら俺が書くまでもない内容ではありますが・・・とりあえず日常が過ぎる.いくら前作ぷりっちの超展開に異議を唱える方々がいたからとしても,ここまで平凡な毎日が1〜2か月の文章として表わされても飽きるだけ.しかも誤字があるだけでなく,すでに共通ルートであったイベントを個別シナリオの方でも語るという,あまりにもお粗末でシナリオチェックをしていないのではないかと言わざるを得ない.いや,ちゃんと初めの発売予定日に売り出してるならまだいいですが・・・2度にわたる延期でもこの結果はおかしすぎる.延期はゲーム性(バトルシステム)の方のバグ取りやらなんやらで時間を潰してしまい,テキストの見直しをしていなかったからでしょう.

 しかしながら,そのゲーム性においてはかなり完成度が高いものになっているのも事実である.体験版ではバトルに移る際の読み込み不良等々があったものがしっかり治っていた.また,ユニゾン・ランブルなどの攻め込み方でバリエーションが富んでいる.が,運によってはこちらが一度も攻撃せずに負けるという仕様はなんとかならんものだろうか.

一方で,必要スペックが高すぎるという不満があるのは最もではあるが,そんなのはぷりっちでわかっているし,体験版でもわかっていたはず.Perform(辞書でも引いてください)はなんというかおまけ程度で面白くなく,やはり低い評価になってしまう.

 以上,だらだらと書き連ねたが総評でいうなれば上記になる.バトルはぷりっち以上にはまったので個人的には満足(と思いたい).だが,人に勧めることができるものではない.

 

紫陽花